食用色素(ダイワ化成製)各種溶剤に対する溶解度

   

食用色素 / カラーマーケット

食用色素ご使用時に役立つ、各種溶剤に対する溶解度をまとめて表にしました。蒸留水で溶かす場合、食塩水で溶かす場合などの参考値を示しています。

なお、食用色素は弊社取扱いのダイワ化成製品を使用しています。

食用色素(ダイワ化成製)各種溶剤に対する溶解度

単位:(g/100g)

蒸留水の場合

色素名 蒸留水
0℃ 15℃ 30℃ 60℃
食用赤色2号 8.1 11.8 12.0 23.0
食用赤色3号 8.3 9.8 13.0 17.8
食用赤色102号 18.8 23.5 37.0 53.2
食用赤色104号 18.7 22.0 28.0 36.5
食用赤色105号 17.5 31.0 32.5 33.8
食用赤色106号 6.5 11.5 15.0 18.6
食用黄色4号 3.4 12.2 36.0 48.0
食用黄色5号 8.7 19.8 25.0 29.0
食用緑色3号
食用青色1号 35.2 64.0 68.0 70以上
食用青色2号 0.7 0.8 1.0 2.0
食用赤色40号 16.0 20.0 23.0 26.0

食塩水、プロピレングリコール、エチルアルコールの場合

色素名 10%
食塩水
20%
食塩水
プロピレン
グリコール
エチル
アルコール
30℃ 30℃ 30℃ 30℃
食用赤色2号 4.70 0.05 1.9 微溶
食用赤色3号 0.02 微溶 37.0 1.9
食用赤色102号 8.30 0.07 6.7 微溶
食用赤色104号 2.20 1.20 21.5
食用赤色105号 9.30 微溶 23.3 4.0
食用赤色106号 0.16 0.10 6.1
食用黄色4号 4.20 0.04 11.0 微溶
食用黄色5号 0.42 微溶 2.8 微溶
食用緑色3号 微溶
食用青色1号 39.00 38.00 18.7 3.0
食用青色2号 微溶 0.00 0.1 微溶
食用赤色40号 16.00 微溶 2.0 微溶

 

食用色素の使用法ならびに使用上のご注意

  1. 着色すべき食品の成分を調査分析し、製造過程をよく検討して、各色素の性質表より最も条件に適したものを選んでください。
  2. 着色する主原料はもちろん、副材料もよく吟味し、色調を悪くするような条件を避けてください。
  3. 色素の製造ロットにより多少「カサ」が違いますので、必ず秤量すること、また使用の後は必ず密閉して保存してください。吸湿しますと同一重量を計っても着色された色調がその都度違って出ます(蒸気等特に注意)。
  4. 色素を粉末で使用すると「着色ムラ」や「はん点」の原因になりますので、必ず温湯に溶かしてから使用すること。 この時、色素は金属の影響を受けやすいので使用する容器は、ガラス・陶器・ホーロー引・ステンレス・合成樹脂製の物を用い、特に製剤色素は入念に溶かして使用してください。
  5. 色素を溶かす時の水質にも十分注意してください。 硬度、鉄、塩素、pH等の影響で溶け難くなったり、色が変色または退色が起こりやすくなります。 製剤の「溶解時の水の倍率」は室温で保存可能の倍率です。
  6. 色素を溶かして溶液で保存する場合は、色素溶解度に十分注意してください。 低い温度で保存しますと、色素が析出して色調が変わることがありますので、上記溶解度表をご参考の上、無理のない温度または濃度で保存してください(また光の当らない場所を選んで保存してください)。
  7. 良く着色された食品も、鉄・亜鉛・アルミニウム・銅等の金属が入ると色調を悪くするばかりでなく、 酸性の食品の場合は脱色されることがあります。製造装置、容器、陳列場所にもご注意ください。
  8. 製品検査合格証必ず製品検査合格証の貼ってある色素をご使用ください。 輸出食品の着色には先方国の許可色素を使用してください。 なお、許可色素は各国とも、時々変更することがあります。
  9. 着色した食品は、食用タール色素を使用した旨の表示が義務づけられています。
  10. 使用基準の対象食品を参照の上、ご使用ください。

国内シェアNo.1「ダイワ化成」製造、
高純度食用色素のお求めは「カラーマーケット」へ!
→ 「食用色素」商品一覧ページへ

 - 食用色素 , ,