タイダイ染めカップで何が染められるの?

      2016/09/15

タイダイ染めの染料は「綿」素材だけ染める

スニーカーをタイダイ柄に

こちらのシューズはタイダイ染めカップで染められています。ゴム部分は染まってないですね。

これはタイダイ染めの染料が「綿」素材としか反応して染まらないからなんです。

その染料の名は「反応染料」! そのまんまですね(笑)

「反応染料」は、固着剤(アルカリ成分)を入れることによって、染料と「綿」繊維が反応結合します。イメージでいうと、こんな感じでしょうか?

反応染料の反応結合イメージ図

タイダイ染料で染められる素材

このようにタイダイ染めカップでは、

  • 綿
  • レーヨン
  • キュプラ

といったセルロースと呼ばれる種類の繊維だけ染めることが出来ます。

ついでに反応染料の特徴も。大きく挙げると以下のような長所・短所があります。

反応染料の長所

  • 繊維と結合して発色するため摩擦などに強い

色の再現性(条件をそろえると同じ発色)が良いので、鮮やかな色からくすんだ色まで、ほとんどの色を得ることができます。

反応染料の短所

  • 塩素系の脱色剤に弱い

さあ、これを知ったらシューズを染めずにはいられませんね。これからも「タイダイ道」を深く掘り下げてお伝えしていきます!

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