色のりで柄を染める~型紙を使って~

      2016/01/18

前回は、筆を使って手書きで柄を染めましたが
詳細→http://somex2.blog123.fc2.com/blog-entry-340.html
今度は同じ色のりを使って、型紙で綿の布を染めてみたいと思います。
完成品はこんな感じ
↓ ↓ ↓
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<1.型紙の選び方>
型紙に適しているのは、「色のりの水分に負けないもの」です。
今回は「紙(ペーパー)パレット」を使用してみました。
※アクリル絵具、水彩絵具、油絵具などに使う、使い捨ての紙製パレットで
 表面に特殊加工がしてあるので、通常の紙と違って水や油が染みないもの。
他にも、画用紙などの厚みのある紙でも代用できると思います。
適していないのは
・のりがしみ込んで、裏に移ってしまうもの
・はがす際に水分で破れてしまうもの  などです。
<2.型紙を切る>
通常は、下書きを書いたり、写し取りたいものを貼って
その通りにカッターナイフで切り抜いて型紙を作りますが
今回はこんな作り方をしてみました
↓ ↓ ↓
正方形の紙を折って・・・
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はさみで切って開いて完成!
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折り目は逆側にも折って、できるだけ紙が平らになるようにしておきます。
<3.型紙を貼る>
型紙に貼ってはがせるスプレーのりを吹き付けて
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染めたい場所に貼ります。
後で色のりを塗ったときに、のりが滲まないように
輪郭の部分をよく押さえて貼付けておきます。
<4.色のりをのせる>
前回のブログ記事でご紹介した色のりと同じものを使用します。
作り方はこちらの記事→http://somex2.blog123.fc2.com/blog-entry-340.html
のりが際から滲みだしてしまわないように
上からたたくような感じで色のりをのせます。
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2~3度重ね塗りをして
少し分厚いくらいのりをのせた方が濃く染まります。
<5.型紙をはがす>
そーっと型紙をはがします
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<6.乾燥・熱処理・ソーピング>
方法はこちらの記事→http://somex2.blog123.fc2.com/blog-entry-340.html
<7.完成>
完成です!
110812aa.jpg
他の型紙を使って・・・こんな感じのものもつくれます
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同じ型紙を2回使って色のりをのせました。
1回目が終わったらよく乾かして、2回目ののりをのせます。
手書きとはまた違った柄も楽しめますので
ぜひ挑戦してみてくださいね!
そめこ

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