タイツを絞り染め(タイダイ染め)~vol.1大柄~

      2016/04/07

長い間更新できず申し訳ありませんでした
最近めっきり涼しくなってきましたので
今回は秋冬の必需品でもある
「カラータイツ」を絞り染め(タイダイ染め)にする方法をご紹介します
いろいろな方法で試してみたので数回に分けてご紹介しますね
今日はそのまま輪ゴムで絞って染める方法です
出来上がりはこんな感じ↓↓
タイツを絞り染め(タイダイ染め)その1
<染められるもの>
・ナイロン製のタイツ
<必要なもの>
ウール・ナイロン用 そめそめ染色キットSサイズ (今回はオリーブ色を使用)
・水(加熱して染めます)
・加熱できる鍋とコンロ
・かき混ぜる棒
・200cc程度の容器
・絞るための輪ゴムやひも

*それでは手順をご紹介します*
1.まずは、タイツを用意します
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こちらは「鮮やかな色のタイツにチャレンジ!」と思って購入したものの
タンスの肥やしになってしまったブルーのタイツです
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伸ばしてもあまり透けない、結構厚手のものです。
あまりに薄手のものだと、染めている途中に伝線したりする
リスクが高いので、厚手のものが扱いやすいと思います。
2.絞りを入れます
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お好きな場所からつまんで・・・・
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ぐしゃぐしゃっとしていきます
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外側に出ている生地の部分だけが染まりますので
お好みで絞ってみてくださいね
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絞り終わったら、輪ゴムやひもなどで固定します
3.染めます
ウール・ナイロン用 そめそめキット
300gまでのものが染められるキットです。
今回のタイツは1本約50gでしたので・・・
同じようなものでしたら、キット1つで6本は染められますよ。
1本だけ染めたい場合は、
キットに入っている「染料」「色ムラ防止液」と「使用する湯の量」を
それぞれ6分の1にして染めても良いですし、
色が濃く染まっても問題なければ、全量入れて染めてもOKです。
あとはキットの説明書通りに染めてくださいね
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1.絞ったタイツは、水に浸けておいて、よく水分を浸み込ませておきます。
ナイロンは水が浸み込みにくいので、よくもんでおいてくださいね。
2.染料を200cc程度の湯でよく溶かして「染料液」を作ったら
水を入れておいた鍋に溶かして、「ムラ防止液」も入れて、タイツを投入。
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3.火をつけて、徐々に水温を上げていきます。
沸騰したら、沸騰が続く程度に火を弱めて30分染めます。
☆絶えずかき混ぜ続けることがポイントです!
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タイツは浮きやすいので、棒で沈めながら混ぜてくださいね
4.30分後、鍋から取り出して
まずは絞った状態のまま水洗いし・・・
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次に絞りをほどいて、水が透明になるまですすぎます。
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5.最後に脱水・乾燥させて完成です
タイツを絞り染め(タイダイ染め)その1
今回はオリーブ色で染めてみたのですが、
下地に青色があるため黒色のような染め上がりになりました。
もちろん、絞らずに染めれば全体を(無地で)染めることができます。
タイツは生地が薄いので、この絞り方ですと
柄の大きさが、大きめになる傾向があるようです。
次回はもう少し小さな柄ができるような絞り方を研究してみようと思います!
ぜひ次回もチェックしてみてくださいね

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